ロックウール粒状綿を主原料とし、セメントを硬化材として、専用の吹付け機を用いて鉄骨などに吹き付ける代表的な耐火被覆となっております。
さまざまな材質、形状においても継ぎ目なく施工可能で、耐火性・断熱性・吸音性に優れております。

工場であらかじめ加工されたマット状のロックウールを専用ピンでスタッド溶接して施工します。
安定した品質の確保はもちろんのこと、従来の耐火材では難しかったクリーンな作業環境により、他工種との並行作業が可能になりました。

鉄骨に塗料を塗って耐火性能を持たせます。
わずか1mm～5mmの薄膜被覆で、高い耐火性能を付与する事が可能です。鉄骨の意匠を活かしたデザインと豊富な仕上げ色を選ぶ事が出来ます。施工後の粉塵もなく、人と環境に優しい耐火塗料です。

ケイ酸カルシウム板をビス・釘・接着剤などで構造体に施工します。耐火性能が安定し“品質の見える化”を可能としております。板自体の白色素地が仕上げ材となり、明るく清潔な空間演出が可能で、面積の有効活用に繋がります。

吹付と同時に瞬時に発泡・硬化して、継ぎ目や隙間の無い断熱層を形成する事が可能です。
HFOを使用する事でフロン使用品と並ぶ高い断熱性能を確保しながら、オゾン層を破壊することなく、地球温暖化防止に貢献する断熱材です。

半乾式ロックウール吹付施工時の耐火被覆材の落下防止措置や、合成耐火被覆を施す際に必要な吹付け材料の脱落防止用補強材の取付けを行います。
見えない部分にはなりますが、後々の落下や脱落を防止するのに必須工程となります。